故障したCrucial MX300 SSDを分解する!

2017年6月に購入したCrucial MX300 SSDが壊れました。 

まだ、3年とちょっとしか使っていないのに、、、ギリギリで製品保証切れです! がっくりです。。。

くそー、こうなったら悔しいので分解してやる!

SATA SSDってどんなふうなっているのかが気になりませんか。

当時、2万円弱もしたものですが、どうせゴミならってことで開封しちゃいます。

アルミ製でかつトップカーバ、リアカバーはツメで固定しているだけでしたので精密ドライバーでぐりぐりとこじ開けてと。

SSDのカバーをこじ開けたところ

開封!

SSDのカバーを開けるとこんな感じです。 黒い2つのチップは、NAND Flashの様です。 それとケースには製造時期(2016/07)を表す刻印があります。購入したのは2017年6月なので、1年前に製造されていたものなのか。。。

Crucial MX300 SSDの中身

ここからはおまけ

壊れる兆候は、、、

ありました。CrystalDiskInfoのスクリーショットを保存していなかったので記憶を頼りにですが、
ID:05 代替処理済みブロック数がちょっと使っているだけでどんどん増えていくんです。

確か、故障前の状態で300ブロックぐらいしか残っておらずの状態です。未使用の状態で1970個のブロックがあったので、3年ちょっとで85%の予備を使ってしまった感じです。

念のため使い方の問題かと思いその時点の総書き込み量を確認したところ7TBで、書き込み耐性(100TBW ?? )を考えると到達しているわけなし、、、これはたぶん、TLC NANDチップの不良ぽいなと。

ちなみに、CrystalDiskInfoの健康状態の表示は、 異常 99%でした。

早速、データのバックアップを、、、

早速、Acronis True Image for Crucial をダウンロードしてバックアップを実施。

同一容量のハードディスクを複数個もっていたのでそのうちの1つのハードディスクを使用してデータバックアップを実施。今回はイメージバックアップをしましたが、復旧を考えるとクローンを作成しておいた方が時間も手間も楽です。

参考までに、不良セクタが複数個あったため読み取りできませんというエラーが表示されましたがすべて無視して実行しました。その後そのイメージファイルを使用して復旧しましたので問題ありません。

要因調査を試みる

最新のファームウェアを適用してみた

最新のファームウェア バージョンM0CR070を適用してみました。

無事適用できましたが、再起動直後フリーズ問題が発生。 代替処理済みブロック数が増加。。。。

オーバープロビジョニングの設定を変更してみた

確保されていたオーバープロビジョニングの領域を開放してみました。なにも起きず、Dドライブの領域が増えました。今思うと挙動がおかしい。素人目でも未使用領域でしょう。。。

その後、再度オーバープロビジョニング領域の確保を試みたところ、、、

見事に、ブルースクリーン! SSDにアクセスできなくなりました。。。

 

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