
最近、折り戸がちゃんと閉まらなくなった、折り戸付近になんか変な部品が落ちているなんてことがあって困っていませんか。かく言う筆者も折り戸付近になんか変な部品が落ちているのを無視し続けていたらとうとう折り戸がちゃんと閉まらなくなりました。ということで、折り戸がちゃんと閉まらなくなった原因と対処方法を紹介したいと思います。是非参考にしてもらえると幸いです。

折り戸がちゃんと閉まらなくなった原因
折り戸がちゃんと閉まらなくなった原因は、写真に写っている右側にある黒い部品が経年劣化で破損したためです。この部品が破損によりセンターヒンジが開いた状態で固定できなくなりました。

対処方法
このセンターヒンジ自体を新品に交換する必要があります。接着剤で補修したとしても強度の問題でまた壊れてしまうと思われます。
どのヒンジを購入すれば良いの?
筆者宅のクローゼットはトステムのクローゼット、トステム 10ファミリーラインです。

ですので、調べたところ トステム クローゼット 折れ戸 丁番 MEA179 (MDV403の代替品) となります。
ただ、気になる点は値段です。1個 550円~880円(2025年9月現在)で送料別です。
この金額では家にあるクローゼットのセンターヒンジ(12個)をすべて交換するとなると1万円を超える金額になります。
実際に筆者が購入したセンターヒンジ
LIXILが指定する品番 MEA179の図面を見ながらおそらく同じものだろうと考えて購入した商品はこちらです。
ムラコシ センターヒンジ ツバ広タイプというものです。
正式な名称はムラコシ精工 収納センターヒンジ2 FE-B(埋込み形)のようです。

商品概要
折り戸の普及に伴って開発された折り戸用の丁番になります。扉を2枚に折ることで飛び出しスペースを減らし、狭小住宅の収納に多く使用されています。機能としては扉をしっかり閉じ、37°の角度を保持して、扉をスムーズに移動するWストッパー機能を備えております。ムラコシ精工 収納センターヒンジ2 FE-Bより引用
七尾製作所というところでもセンターヒンジを製造しているようです。ただ、黒いプラスチック部分の形状がムラコシ精工と異なります。今お使いの建具で使用されているセンターヒンジの外観と見比べてどちらの製品(ムラコシ精工製、七尾製作所製)が確認してください。

購入したセンターヒンジともともと付いていたセンターヒンジとの比較
購入したセンターヒンジともともと付いていたセンターヒンジとの比較したところ予想通り同一品でした。
参考までに比較写真を掲載しておきます。
左側が今回購入したもの、そして右側がもともとついていたセンターヒンジです。
表面

裏面

センターヒンジの交換方法
交換作業に必要なもの
センターヒンジを交換するのにに必要なものは以下です。
- センターヒンジ
- プラスドライバー

手順の流れ
センターヒンジの交換作業の大まかな流れは以下の通りです。
- 壊れたセンターヒンジをを取り外す
- 新しいセンターヒンジをを取り付ける
今回センターヒンジを固定するネジはもともと使用していたネジを使用します。
では、具体的な手順を写真の使用して手順を追って説明します。センターヒンジ 1個の交換にかかる時間は約10分です。
新しいセンターヒンジに添付されているネジを使用する場合は、ネジの長さが今までのものと同じ長さかどうか確認してください。もし、今まで使用していたネジの長さより長い場合は、今お使いのネジを使って取り付けてください。長いネジを使用すると建具を貫通して外側にネジが飛び出してしまう可能性があります。
1. 壊れたセンターヒンジをを取り外す
写真に写っているネジ(8箇所)を取り外します。

壊れたセンターヒンジを取り外すとこのような状態になります。

2. 新しいセンターヒンジをを取り付ける
壊れたセンターヒンジを固定していたネジネジ(8箇所)で新しいセンターヒンジを取り付けます。

以上、終了です。
まとめ
折り戸がちゃんと閉まらなくなった原因と対処方法を説明しました。新しいセンターヒンジは外観が同じものであればムラコシ精工社のヒンジを購入すれば少ない費用で交換できる可能性が非常に高いことがわかったかと思います。加えて、交換作業はセンターヒンジが使用されている場所にも寄りますが比較的簡単にできるかと思います。是非ご自身で交換することをお勧めします。
最後に
この記事に書かれている情報は、2025年9月に筆者が調べた結果をもとに記載しています。もし、記載内容に誤り、補足したほうがよい事項がありましたらご指摘いただけると幸いです。
あと、もしこの記事を読み役に立ったとのことであれば、コメントを残していただければと思います。筆者のモチベーション維持・向上につながるだけでなく、きっと、同じ境遇の方が検索したときすぐに見つけることができるようになると思います。(検索エンジンがきっと見つけやすくしてくれるはずです。)
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。