2005年10月に買い換えたブラウン・シェーバー アクティベーター X/BS8790の充電池の寿命がきたようなので充電池を交換することにしました。
交換作業にとりかかるまえに、ひとこと
充電池の交換は自己責任で行ってください。
作業を実施、または実施したことにより物的な損害を受けたとしても当方では責任をとりません。
用意するもの
- ブラウン・シェーバー アクティベーター-X BS8790 本体
- タブ付き単3ニッケル水素 電池 2本
- 先の細いマイナスドライバ
- 小さなラジオペンチ
- 半田ごて(30Wぐらい)と半田
作業時間
一連の作業にかかった時間は30分ぐらい。 はんだこてを使って電子部品の組立をしたことがあるのならば問題なし。
交換手順
分解の方法は、シェーバーの使用説明書の16ページにイラストで図示されています。 このイラストの手順に沿って分解していきます。 作業手順の説明は省略しています。 巻末の写真を参考に作業を行ってください。
1. シェーバー下のプラスチックパーツを取り外します。
取り外しは、先の細いマイナスドライバーを側面のプラスチックパーツとシェーバー下のプラスチックパーツの間に入れてシェーバー下のプラスチックパーツを持ち上げるようにします。
2. シェーバー両側についているプラスチックパーツを取り外します。
取り外しは、手でシェーバー上部の軸にし下部の方から外側に開くようにすれば簡単に外れます。
3. シェーバー背面にある4つのねじをマイナスドライバを使って外します。
4. シェーバーのカバーを取り外します。
カバーは前または後ろから単純に引き離すようにすれば外れます。シェーバー背面にある4つのねじをマイナスドライバを使って外します。
5. 充電池と半田タブとの間のすき間にマイナスドライバを入れて、なるべく多くの半田タブがなるべく多く残るようにしながら電池を取り外します。
残した半田タブは、新しく入れる充電池のタブと半田付けするために使用します。あと、写真にあるとおりマーカーで極性がわかるように印をつけると間違いなく取り付けられます。
6. 電池の極性および、基板側の極性に注意して新しい充電池を取り付けます。
接合は、タブ同士を半田で接合させます。面積が広いので簡単です。 あと、半田作業は電池が動かないように輪ゴムで基板に固定した状態で行うと1人でも簡単に行うことができます。
7. 手順1から手順4の逆の手順でシェーバーを組み立てます。
8. シェーバーに電源コードをつなぎ、充電を行います。
試しに、充電前にスイッチを入れましたが動きませんでした。ですので、動作確認は充電を行ってから行います。満充電までの時間を計測しわすれたため確証ありません。 たぶん、30分ぐらい経過すると満充電(100%)に達すると思います。電源コードをはずしスイッチをいれてみます。 問題なく動いたら作業は完了です。
その後
2020年3月現在、電池のへたりは少し感じますが特に問題なく使用できています。
半田タブ付きの単3 ニッケル水素電池を購入した店舗
今回の交換に使用した半田タブ付き単3 ニッケル水素電池は、一番よさげな店舗、バッテリースペース(AAポータブルパワーコーポレーション)で購入。
電池情報
- 商品名 : タブ付単3 ニッケル水素 2200mAh
- 商品コード:MH-AA2200TB
- 価格 : 280 円(税込)
もし、タブ付きの充電池が手に入らない、加工の手間はかかるがもっと性能のよい充電池(例:eneloop)でということであれば、適当なニッケル水素の充電池を使用すればよいと思います。