自転車のソーラーテールライトが点滅しない!電池交換?買い換え?の判別方法、ソーラーテールライトを自分で交換する方法

自転車のソーラーテールライトが点滅しない!電池交換?買い換え?の判別方法、ソーラーテールライトを自分で交換する方法

自転車についているソーラーテールライトが点滅しなくなった、電池を交換したらよいのかソーラーテールライト自体を買い換えた方がよいのか判断に悩みますよね。ということで電池交換したらよいのかソーラーテールライト自体を買い換えた方が良いのかの判別方法と新しいソーラーテールライトに買い換える場合のソーラーテールライトの交換方法を紹介したいと思います。是非参考にしてもらえると幸いです。

電池交換?買い換え?の判別方法

まず最初に交換用電池が利用できるか判断する

今お使いのソーラーテールライトがどのメーカーのものか判別してください。ブリヂストンの自転車、あさひの自転車の場合は、電池交換をあきらめ新しいものと交換した方が無難です。

理由は、現在主に販売されているのはハピソン(Hapyson) ソーラーテール補修用充電電池だからです。

2023年8月現在、ソーラーテール用交換電池(GP40BVH)には新形状と旧形状の2種類あり、ハピソン(Hapyson)の充電電池は新形状のものだからです。

ハピソン(Hapyson)社の説明によるとこの電池はハピソン(Hapyson) ソーラーテールのみ、しかも旧形状の電池を採用しているテールライトの場合が一部の製品のみしか対応していないそうです。他社のソーラーテールライト、ブリヂストン自転車が採用?しているCATEYE製のには適合しない可能性が高いです。(ソーラーテイルライトのバッテリーホルダーで電池を固定できるないかもしれません。)

参考までに旧形状のGP40BVHはAmazon.co.jpのみまだ取り扱っている模様です。ただ、筆者が確認したときには納期が1ヶ月ほどかかるようでした。(8月20日注文した場合10月6日にお届けでした。)

そもそも筆者宅のソーラーテールランプは、ブリヂストン自転車で採用していたものCATEYE製でした。ですので、電池交換は早々に諦め新品を購入しました。

電池交換で対処できるかどうかの判別方法

電池交換で対処できるかどうかを判別する理由は、ソーラーテールランプ自体が故障している可能性があるためです。もし、ソーラーテールランプ自体が故障していた場合、高価な電池を交換したとしても復旧できずソーラーテールランプ自体の買い換えが必要となります。そうなると電池代が無駄となりますよね。ですので、もし電池交換を優先に考えているのであれば電池交換で対処できるか事前に確認した方が良いのです。

それでは本題の電池交換で復旧できるかどうかの確認方法です。方法はいたって簡単です。アルカリボタン電池 LR44を取り付けて、手でソーラーテールランプの上部を覆った状態で衝撃を与えたときにLEDが点滅するかどうかで確認できます。

LEDが点滅するようでしたらソーラーテールランプ自体は故障していませんので電池交換で復旧できます。

見ていただけるとわかりますが、電池の形状はLR44(右側)と旧形状のGP40BVH(左側)はほぼ同じです。加えて、電圧も1.5Vと1.2Vとほとんど差がありません。

今回、筆者の自転車と子どもが使用している自転車のソーラーテールライトを交換しました。筆者の自転車に付いていたテールライトは電池交換で済むことが確認できました。しかし、子どもの自転車に取り付けられていたソーラーテールライトはソーラーテールライト自体が故障していました。こういうことがありますという参考です。

ソーラーテールライトを買い換えるのならどれが良い?

ソーラーテールライトを買い換える場合は、CATEYEかサギサカのソーラーテールライトにすることをおすすめします。理由は電池周りの防水性能が向上しているためです。筆者の自転車に付いていた旧式のソーラーテールライトの電池は電池周りが雨水で腐食していました。ですので、雨水による腐食による故障を防ぐためにも防水性能が高いと書かれている商品を選択した方が良いと思います。

  • キャットアイ(CAT EYE) テールライト 赤 ソーラー充電 TL-SLR120
  • サギサカ ソーラーテール 丸 70623
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  • サギサカ ソーラーテール 丸 70623は、キャットアイ(CAT EYE) テールライト 赤 ソーラー充電 TL-SLR120と同一のものになります。安価で販売している方を選択すると良いです。 ただし、サギサカ ソーラーテール 丸 70623は旧式のものTL-SLR100も同じ商品名で販売していました。ですので、サギサカのものを購入する場合は旧商品(不良在庫品)が送付されてこないようにAmazon.co.jp(販売元)から購入することを強くお勧めします。
  • 今回の事例は電池の劣化が主たる要因かもしれません。ただ、防水性能を高めるためメーカーは対策しているようですので防水性能は重視した方が良いと思います。

ソーラーテールライトの交換方法

交換作業に必要なもの

ソーラーテールライトを交換する場合に必要なものは以下です。

  • ソーラーテールライト本体
  • スパナーまたはレンチ
  • ドライバー

スパナーまたはレンチは、ソーラーテールライトを固定する六角ナットの取り付け・取り外しに使用します。また、ドライバーは+ドライバーと-ドライバーの両方が必要です。

筆者宅には対応するレンチがなかったためモンキースパナーを使用しました。(自動車整備用の標準工具には適合するレンチがありませんでした。)ソーラーテールライトを固定する六角ナットにあう工具があればなんでも大丈夫です。

手順の流れ

ソーラーテールライトの交換作業の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 泥よけフェンダー・ステーを固定している金具を取り外す
  2. 泥よけフェンダー・ステーを下にずらし、泥よけフェンダーが泥よけフェンダー・ステーで固定されないようにする
  3. 古いソーラーテールライトを取り外す
  4. 新しいソーラーテールライトを取り付ける
  5. 泥よけフェンダー・ステーを元の状態に戻す

では、具体的な手順を写真の使用して手順を追って説明します。ソーラーテールライトの交換にかかる時間は約10分です。

1. 泥よけフェンダー・ステーを固定している金具を取り外す

2. 泥よけフェンダー・ステーを下にずらし、泥よけフェンダーが泥よけフェンダー・ステーで固定されないようにする

泥よけフェンダー・ステーを下側にゆっくりずらして泥よけフェンダーが左右に動かせるようになるまで下げます。 写真では泥よけフェンダー・ステーが泥よけフェンダーに覆い被さった状態ですが、もう少し泥よけフェンダー・ステーをもう少し下にさげて完全に覆い被らないようにします。

3. 古いソーラーテールライトを取り外す

泥スパナーまたはレンチを使用して、ソーラーテイルライトを固定している六角ナットを取り外し、古いソーラーテールライトを取り外します。作業の際には泥よけフェンダーを少しねじって六角ナットが正面にくるようにして作業をすると楽に作業ができます。

4. 新しいソーラーテールライトを取り付ける

5. 泥よけェンダー・ステーを元の状態に戻す

手順1、手順2の逆の手順で泥よけフェンダー・ステーを元に戻します。

取り付け後の設定変更

ソーラーテールライトに貼り付けられているシールに記載されているように電池ホルダーを差し替えを行い利用可能な状態にします。

この差し替え作業を実施しないとライトは点滅しません。(充電もされません。)

新旧ソーラーテールライトの比較

左がもともと筆者のブリヂストンの自転車についていたソーラーテールライトです。右が今回購入したCatEyeのソーラーテールライトです。見ての通りほとんど外観は一緒です。ですので、ブリヂストン製の自転車のソーラーテールライトの交換の際には、CatEye製を選べば問題なしです。

まとめ

バッテリー交換したらよいのかソーラーテールライト自体を買い換えた方が良いのかの判別方法と新しいものに買い換えた場合のソーラーテールライトの交換方法を説明しました。ただ、こうやって記載してみると電池交換にはリスクがありそうなのがおわかりになるかと思います。ですので、この際だからいっそうのこと新しいソーラーテールライトに買い換えてしまった方が精神衛生上良さそうに思います。加えて、交換作業も難易度はそれほど高くありません。サイクルショップに頼まずご自身でソーラーテールライトを購入して交換することをお勧めします。

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