
Logicool Anywhere Mouse M905の左ボタンがチャタリングしつつ我慢して使っていたのですがとうとうクリックしてもまったく反応しなくなったため、修理方法することにしました。ということで皆さまに修理方法をご紹介したい思います。
チャタリングとは
一般的には電子機器内にあるスイッチやリレー(継電器)の接点の動作不良より、接点のオンオフを切り替える瞬間に複数回の跳ね返りが起こることです。
マウスの場合を例にあげると、ウィンドウを移動させようとして左クリックした状態で移動させている最中にクリックした状態が解除されてしまいウィンドウの移動が途中でできなくなってしまうといった現象が発生します。
チャタリングの修理方法
チャタリングの修理方法は以下の2つの方法があります。
- チャタリングが発生するマイクロスイッチ自身を交換する
- チャタリングが発生するマイクロスイッチ(接点)を清掃する
チャタリングが発生するマイクロスイッチ自身を交換する方法
交換作業に必要なもの
- Logicool Anywhere Mouse M905 マウス
- マイクロスイッチ
- 先の細いプラスドライバ
- 先の細いマイナスドライバ
- カッターナイフなどの鋭利な刃物
- 小さなラジオペンチ
- 半田ごて(30Wぐらい)と半田
マイクロスイッチの入手
今回は、ebayで購入しました。ベンダ名は、Kailh です。

スイッチ交換手順
以下の手順にしたがってマイクロスイッチを交換します。
1. マウスウス裏面にある2箇所のスケート(黒いプラスチック)を剥がす
スケートを剥がす時は、カッターナイフなど鋭利な刃物を隙間に入れて少しずつ剥がすときれいに剥がれます。

2. 電池カバーを外したあと、電池ソケットに貼られているシールを剥がす
。シールを剥がす際にもカッターナイフなどを使うと剥がしやすいです。

3. 4箇所のネジを取り外す

4. マウス上部のカバーを持ち上げてカバーを外す

今回は左側のボタンが反応しないため写真では右側のマイクロスイッチを交換します。
5. スイッチの端子(2箇所)のところの半田を溶かしスイッチを取り外す
半田を溶かす際には用意した半田を少し溶かしすと簡単に溶けます。スイッチは温めた端子側をラジオペンチで少しずつ持ち上げるようにすると少しずつ外れてきます。

6. 新しいスイッチを置きスイッチの端子(2箇所)のところを半田づけする

7. 手順1~4の逆の手順でマウスを組み立てる
チャタリングが発生するマイクロスイッチ(接点)を清掃する方法
清掃作業に必要なもの
- Logicool Anywhere Mouse M905 マウス
- 接点復活スプレー
- 先の細いプラスドライバ
- 先の細いマイナスドライバ
- カッターナイフなどの鋭利な刃物
参考までに、今回筆者が利用した接点復活スプレーは、KURE 接点復活スプレーです。
修理方法は、KURE 接点復活スプレーをマイクロスイッチ本体とマイクロスイッチのボタン部分の隙間に入るように吹きかけます。吹きかけたあとはなんどかマイクロスイッチのスイッチ部分を数十回押します。

複数のマウスで試してみました。とりあえず問題なく動いていますので効果はありそうです。
スイッチ交換のあとマウス上面の緑LEDが点滅し動かなくなった
一度マウスを分解して交換したスイッチ周りに半田くずが残っていないか確認してみてください。どこかの端子がショートしていて正しく動かない状態になっている可能性があります。
まとめ
クリックした時の動作がおかしい現象(チャタリング)が発生したときのLogicool Anywhere Mouse MX M905の修理方法をご紹介しました。 スイッチ交換ができる方は、左右ともに耐久性の高いスイッチに交換してしまうことでこのストレスから解放されると思います。また、スイッチ交換をするのは難しそうな方は接点復活スプレーを購入して修理してください。また、接点復活スプレーを利用して修理される際は、チャタリングが発生していないスイッチも合わせて洗浄しておくことをおすすめします。こうすれば分解清掃する回数が減らせると思います。