失敗しないモノ選び ~ Patagonia ストライダー・プロ・ショーツ

失敗しないモノ選び ~ Patagonia ストライダー・プロ・ショーツ

トレイルランやファーストハイクを始めたのだけどどのようなパンツ(ショーツ)が良いか悩んていませんか。

ということで、今回筆者が「Patagonia ストライダー・プロ・ショーツ」を購入して、商品の特長だけでなく使った人しかわからないことを皆さまに共有したいと思います。

今、Patagonia ストライダープロ ショーツを購入しようかどうか悩んでいる方、自分が欲しいと思っている機能を備えたショーツか、購入して期待する満足が得られるショーツかどうかの判断される際の情報としてご活用ください。

筆者がこのショーツを購入してみた理由

Patagonia ストライダープロ ショーツの購入を検討した理由は、ランニングショーツにも使えてかつ、収納力があるトレイルラン&ファーストハイクに適したショーツ(ランニングパンツ)がほしい、この一点に尽きます。

ということで以下の3点を中心に詳しく説明していきたいと思います。

  1. 収納力
  2. 履き心地(生地感)
  3. インナブリーフの股ずれ

Patagonia ストライダープロ ショーツの特長・仕様

特長

ストライダープロ ショーツの特長は以下の通りです。テクニカルなランニング用ショーツということで軽量でかつ複数個のポケットを装備したランニングパンツです。

  • 速乾性を備えた快適な素材
  • 外側にドローコードを備えた伸縮性ウエストバンド
  • 5つのポケット(メンズ)/3つのポケット(ウィメンズ)
  • ブリーフ型ライナー
  • 吊り下げ用ループ
  • 反射性ロゴ

仕様

ストライダープロ ショーツはメンズ・ウィメンズそれぞれに展開しています。そして、メンズは股下に応じて5インチと7インチの2種類、ウィメンズは3.5インチの1種類を用意しています。メンズは、ウィメンズ用は2025年から股下が1/2インチ長くなりました。

メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 5インチメンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 7インチウィメンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 3½インチ
製品番号246342466824658
股下12.7 cm(5インチ)17.8 cm(7インチ)8.9 cm(3.5インチ)
重さ107 g (3.79 oz)98 g (3.47 oz)
2025年版 ストライダー・プロ・ショーツ 仕様

外観

まずは正面です。反射性ロゴが左側にあります。

次に背面です。中央上部にジッパーがあります。

最後にインナーブリーフです。このくらいのメッシュ度です。

インプレッション

収納力

これはすべての収納部分に物をいれたときのものです。ここまで収納して着用することができます。ただ、これだけ入れて腰で支える(歩くならばともかく走るには)は個人的には難しそうな印象を持ちました。

左右のポケットのサイズには大小各1個のポケットがあります。収納できる大きさの物の目安は、小はカロリーメイト、大はゼリー飲料です。

履き心地(生地感)

言葉で表現するのはとても難しいです。肌になじむという感じです。生地が柔らかく履いてるという感覚はありません。
今までストリート・ラン用としてadidasのランニングパンツを使用していましたが、明らかに柔らかいです。

サイズ感

個人的な主観ですが、SサイズがJASPOでいうMサイズ相当と認識しても良さそうです。
皆さま気になると思われるウェスト周りはadidasのランニングパンツ Mサイズと同じぐらいの締め付け感です。

インナーブリーフでの股ずれ

商品レビューを確認すると股ずれしませんでした、股ずれしましたとそれぞれ書かれています。結論からですが股ずれを起こす条件がそろうと股ずれを起こします。 具体的には筆者の場合を例に挙げると、夏場で多量の汗をかいたときにです。このような場合に履くのでしたら股ずれを起こす前提で考えた方が良いです。これは構造的に避けようがないと思われます。
(CW-Xの用に切り欠くしかないと思います。)

背面ポケットの使い勝手

前述の通り、背面ポケットには大画面スマートフォンも入れることができますが一点だけ難点があります。それは、ガーミンのランニングダイナミクスポッドをつけて走る場合は中に入れた物を取り出せなくなる点です。

ストリートランでこのような使用方法を考えている方は留意ください。

まとめ

Patagonia ストライダー・プロ ・ショーツは、購入する目的が一般的なランニングショーツとウェストポーチが合体したランニングパンツを探している方、具体的には手の届くところにゼリー飲料やカロリーメイトのような食品を入れて行動したい、行動している最中に脇に入れたものが安定していてほしい方にはぴったりのショーツだと思います。

しかし、現在主流の大画面スマートフォンを腰回りにつけて行動することの比重が高い方にはおすすめしません。理由は、収納できない可能性がある、出し入れが難しいからです。

ですので、個人的にはスマートフォンの携行は別の方法、具体的にはFlipBeltジッパーを利用するという前提でご自身の要望にあうランニングショーツを選定された方がよいと思います。

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