今まで洗濯槽を定期的に掃除してきましたが、洗濯槽クリーニングでは除去できないカビが目につくこともあり、今回分解清掃をしてみることにしました。
洗濯槽を取り外した完全分解清掃はできるのか
実機検証の結果、完全分解清掃は一般庶民では無理でした。洗濯槽を固定している六角ネジを外す工具がない、おそらく特別な治具を使わないと回せそうにないためです。
ただ、洗濯槽を無理に外さなくとも洗濯槽と洗濯機の隙間にタオルを巻き付けた棒をいれて拭けばあらかたの汚れは落とせます。
参考までにホームクリーニング業者の清掃方法を見るとその方法(隙間に布を入れて汚れを拭き取る)が多いみたいです。たぶん、洗濯槽を外すとなると難易度がぐーんと高くなるのでしょう。
清掃前の状態
見た目はきれいです。ただ洗濯槽を見ると上の部分にカビ汚れが付着しています。ここは酸素系漂白剤でつけ置き洗いしても落とすのが難しいです。
分解開始!
とりあえず、ネジがあるところはだいたいわかると思いますので、手当たり次第ネジを外していきます。
まずはパルセーターを外します
パルセータを固定しているネジを取り外します。
そして操作パネルを外して行きます
まずは前面側からです。洗濯機と操作パネルの隙間にマイナスドライバを入れてツメを一つ一つ外していきます。
ツメの数は写真にあるとおり3箇所だったと思います。
次は上部側です。こちらも洗濯機と操作パネルの隙間にマイナスドライバを入れてツメを一つ一つ外していきます。
参考までに上部側のツメの位置は写真にあるとおりです。
操作パネルが外れた状態になったら操作パネル下にあるネジを外せるようになります。
参考までに、操作パネル自体はケーブルが外せないため付けた状態のまま作業をします。
洗濯機上部のカバーを取り外す
洗濯機上部を固定しているネジを外すと、背面側を軸にフタを開ける形で開くことができます。洗濯機上部はやっぱり取り外せなかったためこの状態で作業をします。
そのあと、洗濯槽の上部のあるカバーを固定しているネジを取り外すと写真のような状態て掃除ができるようになります。
パルセータ、カバーなど取り外した部品を洗浄する
洗浄前
カビ汚れと石鹸かすがたくさんついています。この類いの汚れは風呂用洗剤を付けてスポンジと歯ブラシでこすればとれます。
洗浄後
パルセータの裏面もこのくらいきれいになりました。
洗濯槽の上部のあるカバーもこのくらいきれいになりました。
参考までについていた汚れはこのくらい。お風呂の残り湯を使い浴槽内で洗浄したため浴槽がすごいことに。。。
洗濯槽内部を洗浄する
洗浄前
いい感じにぬめった感じで汚れています。これでも半年前に酸素系漂白剤で洗浄しています。
洗浄中
今回は、プラスチック部品とステンレス部品の隙間に発生したカビ汚れがとても気になったのでカビ取りスプレーを使って洗浄(漂白)を実施。特に洗濯槽の上部側の隙間を重点に清掃します。
洗浄後
よく水洗いしたあと、気になるところをスポンジや歯ブラシなどで汚れをおとしたらこここまできれいになります。隙間もマイクロファイバークロスを棒に巻き付けてこすり洗いすれば結構汚れが落ちます。
プラスチック部品とステンレス部品の隙間にあった頑固なカビ汚れもこのくらいきれいになりました。
組み立てをし元通りに!
分解したときの手順で組み立てていき元通りにします。忘れそうな人は写真を撮りながら作業をすれば(プラモデルを作れる人でしたら)確実?元通りにできると思います。
作業時間・費用
作業時間はだいたい3時間ぐらいです。費用は、風呂用洗剤とカビ取りスプレーを使用した分ぐらいでしたので数10円ぐらいです。ただ、個人的には見えない費用、人件費、が高い感じです。
ハウスクリーニング業者に依頼した場合の費用
ざっと調べた限り12,000円前後が相場ぽい感じでした。3時間で12,000円か。。。悩ましいところです。
分解清掃は無理だができる限りきれいにしたい方は
洗濯槽周りをピッカピカの状態までにするのは難しいですが、定期的、半年ごとぐらい、に酸素系漂白剤を使って洗濯槽を掃除をすればそこそこきれいになりますよ。洗濯した衣類に汚れが付かなくなればいいやでしたらこちらで十分かなと思います、お手軽ですし。