Lemnos 置き掛け時計を修理する

Lemnos 置き掛け時計を修理する

我が家の洗面所の壁に掛けている置き掛け時計(レムノス)のムーブメントを固定しているネジが緩んでしまったので分解修理することにしました。

同じ置き掛け時計をお持ちで、修理されたい方の参考になれば幸いです。

今回修理する置き掛け時計

今回分解修理するレムノスの置き掛け時計

森豊史(モリトヨシ)さんという方がデザインされたもののようです。2021年5月現在は販売していません。

置き掛け時計の分解修理

すいません、細かい手順は抜きで、分解のポイントだけとなります。諸事情により先に分解してしまい写真を撮れていないカットがあるためです(笑)

時計の縁を外す方法

ここがちょっと難易度が高いのですが、置き掛け時計の縁を外さないことには修理ができません。外し方は文字盤と縁の境目(左右両端)あたりを両方の親指を使ってゆっくり押し込むと外れます。

文字盤と縁がほぼ同じサイズで作っている様ですので下に抜きとるようにすればとれます。

文字盤(ガラス)を外す方法

文字盤(ガラス)はセロハンテープ(3点)で固定されています。2点のセロハンテープを外せば時計の針や、ムーブメントにアクセスできます。

参考までに、すべてのセロハンテープを外さない理由は組み立てる時の手間を省くためです。全部外してしまうと文字盤と時計本体の位置合わせ(12時)をするといった作業を壁に掛けた状態でないと難しいと思うので一手間がかかります。(文字盤を外してなければ、文字盤をはめながら針の位置を合わせればぴったり合うはずです。)

ムーブメントを外す方法

ムーブメントは専用?のナットで固定されています。ムーブメントを取り外す時は、先に時計の針を外します。時計の針を外したらナットの溝にマイナスドライバーを入れて回せば外れます。

参考までに時計の針を外すのは簡単です。すべての針ははめているだけなので、精密ドライバーやラジオペンチなどでまっすぐ引き抜けば外れます。

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